金庫に使用をされている鍵には、様々な種類が存在をしています。
ここではその鍵の種類を紹介してみましょう。
金庫の鍵 種類 その1
まず一番目に紹介をする鍵は、ダイヤル錠です。
この鍵の特徴としては、円形のダイヤル錠に数字が刻まれており、
それを「左に8、右に6」などと、左右に金庫に設定されている数字の分だけ動かすことにより、
扉内部の錠前を稼働させ、開錠を行なうタイプの錠前です。
このダイヤル錠を使用した金庫は、世の中に数多く流通をしており、
電気や蓄電池などを使用していない為、最も故障しずらい鍵の一つとされています。
また先ほど説明をした金庫に設定をされている暗証番号ですが、
その番号の設定変更を行なうには専門的知識が必要とされています。
金庫の鍵 種類 その2
そして2番目は、シリンダー錠です。
玄関扉などでも日常的に使用をしている、最も馴染み深い錠前です。
その為金庫の錠前としても、数多くの金庫でも採用がされています。
この錠前の特徴としては、やはりダイヤル錠のように暗証番号を覚えておく必要無く、
金庫の扉を鍵1本で開閉錠ができることです。
ですがシリンダー錠の弱点として、
・ 鍵を紛失などをした場合に、金庫の開閉錠が行なえない。
・ 古いタイプのシリンダー錠の場合、鍵をコピーされる可能性が有る。
などが挙げられます。
金庫の鍵 種類 その3
3番目に紹介をするのは、テンキーです。
この錠前は、1から10までの数字が記されたテンキーが金庫の扉に設置されており、
その設定された桁数の暗証番号を入力することで、扉の開閉錠を行なうタイプの物です。
暗証番号の設定変更はし易いので、管理する担当者が変更されたときでも、
錠前部分の取り替えなどが必要ありません。
ですが弱点となる部分も持ち合わせており、
・ 暗証番号間違えを設定されている回数以上してしまうと、開錠ができなくなる。
・ テンキー上に付着をした指紋により、暗証番号が知られて開錠されることも有る。
なども有りますが、この他に稀にあるのが一部のテンキー式の金庫には電池が内蔵されており、
この内蔵電池が消耗したまま扉を閉めると、開錠をすることができなくなります。
これにより、とある高校で入学試験問題が取り出せなくなったトラブルも発生しています。
そのような金庫の錠前は常に進化をしており、
・ 日常的に使用している交通系ICカード(フェリカ)や、専用カードと鍵を組み合わせて開閉錠をするタイプ。
・ 金庫を管理する人物の、指紋や指の静脈、顔の特徴などの生体認証をして開閉錠を行なうタイプ。
など新しいタイプの錠前が開発されています。
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